前歯の治療症例(八の字に飛び出た前歯の治療)｜ロイヤル歯科クリニック代々木

経過写真	八の字に飛び出た前歯の治療経過
	01. こちらの患者さんは、ハの字になって飛び出た前歯とすきっ歯を何とかしたいということで来院されました。仕事の都合上矯正はできないということなので、セラミックで歯並びを治す方法を選択されました。
	02. 横から見てもかなりとび出しています。通常このような歯にセラミックをかぶせて歯並びを治す場合、神経を取って土台を入れてセラミックをかぶせるのが一般的な方法ですが、ロイヤル歯科では神経を取らずにセラミックをかぶせます。
	03. 飛び出た歯の部分を削った状態です。向かって右の歯の赤く見える部分は歯の神経が露出した状態です。左側の歯は露出した歯の神経をキレイに洗浄してスーパーボンドというレジンセメントで覆った状態です。このような方法は転倒により歯が破折して神経が露出した歯や、虫歯を取っていく過程で偶発的に神経が露出した場合に応用されている方法（歯科用語で直接覆髄「ちょくせつふくずい」と言います）です。このように接着性レジンを使った方法は多くの文献も発表されていますし、私も接着歯学の講習会でこの方法を知り、治療に取り入れて10年近く経ちますが、とても良好な経過を得ています。
	04. 前歯二本はオールセラミックでその横のすきっ歯の部分はラミネートベニアで修復しました。
	05. 飛び出た前歯もきれいに並びました。
	06. 正面から見たものです。6本の歯はすべて生きている歯です。